土地を購入する前に権利について理解しよう
我が家を建てる時、土地がある場合には土地を探す必要がありませんが、土地を購入して建物を建築する場合、土地を探す必要があります。
土地を探すために色々な情報、また知っておくべきことがありますが、借地権や所有権についても理解が必要です。
土地の権利は借地権と所有権に分けることができますが、これは土地の購入前に理解しておくことがもとめられます。
土地の権利など難しい事を知るのが面倒臭いという人もいますが、住宅を建設するという時には非常に大きな費用が動くのですから、権利についても学んでおくべきです。
所有権とはどういう権利なのか

通常、土地の売買の中で多いのが所有権の売買で、住宅を建築する場合には借地権よりも一般的になります。
所有権は土地を所有する権利で、費用を払う事で購入した人がその土地の所有権利を持つことができるという権利です。
▽新築物語 土地の権利 ”所有権”と”借地権”の違い
所有権があるという事は、またその土地を売却することもできますし、贈与や相続等行うこともできます。
また土地を所有することによって固定資産税・都市計画税を支払う義務も出てくるのです。
借地権とはどういう権利?
所有権はその土地の対価を支払う事で土地を所有する権利を得ることができますが、借地権は、土地の所有者から土地を借りて、その上に建物を建てることができる権利となります。
土地は自分の所有となりませんが、取得する際に費用が安くなるため、イニシャルコストを少なくしたいという人にとってメリットの高い権利です。
しかし借地権をもっているとはいえ、自分の土地ではないため、住宅ローンを利用する事が難しくなるということや、建物の構造等に制限が出てきます。
借地権については、地上権と賃借権があるのでこれも理解が必要です。
借地権の地上権・賃借権とはどういう権利?
借地権の地上権は、土地を直接支配できる権利となります。
土地の所有者、つまり地主さんに承諾を得ることなく、地上権を譲渡、賃貸することも可能です。
地主は地上権登記を行う義務が生じ、通常登記簿に記載されます。
賃借権は地上権ほど強い権利とならず、「土地を間接的に利用出来る」のみの権利です。
譲渡、転貸、また建物を建て替えするという場合、土地所有者(地主)の承諾が必要となります。
また権利金の3%から5%程度の承諾料を支払う義務も生じるのです。
地主は賃借権の登記する義務がなく、登記簿にも記載されないのが一般的といわれています。
地主とのトラブルも多いので、相続などをさせるつもりもないから手早く売却したいといった場合は専門の買取業者に依頼すると良いでしょう。
以下のサイトで分かりやすく解説しています。
▽借地権の売買・売却・譲渡について
不動産関連となると手続きが複雑なものも多いですので、このように地主との交渉なども任せてしまうのが楽ですよ。
このように、借地権には地上権と賃借権がありますが、借地人の保護が図られた歴史があり、それによってこの権利の違いはほぼないとされているのです。
ただこうした権利の事についても、土地を購入する前に理解しておくことが大切になります。
知識を持っている方が土地を購入する際、不動産業者と話すときにも相談しやすくなるはずです。