運動をすることで起きるリスクも
高齢者にとって適度な運動は、健康維持に欠かせませんが、あくまで適度な運動に限ります。
自分に合っている方法で運動をしないと、体への負担が大きく、命の危険が発生する可能性があるという事を頭に入れておきましょう。
例えば、関節痛や腰痛などの、体の節々の痛みを発症する場合もあれば、疲労骨折、骨折などの、重傷を負う可能性もあります。
更に、心筋梗塞や脳梗塞などの、命に関わる危険な事態に陥るケースもありますので、運動の方法はもちろん、運動することで起きるリスクもあるという事を、頭に入れておきましょう。
自身の体力と相談をしながら行いましょう
とはいえ、運動をキチンと正しい方法で取入れれば、こうしたリスクも防ぐ事が可能です。
運動を始める際には、普段運動をしているかどうか、自身の体力や筋肉量と照らし合わせた上で、自分に合っている方法を見極めるようにしましょう。
例えば、普段全く運動をしない人が、突然マラソンに挑戦するのは無謀です。
反対に、普段から体を動かしている方であれば、少しの運動では足りないでしょう。
自身の体力と相談をしながら、運動方法を考えていく事で、無理なく楽しく運動を続けられるのです。
また継続して運動をする事が大切ですが、シニア世代の場合、無理をしないことが重要なポイントになります。
体調が悪い日や、あまりにも気温が暑すぎる日などは、無理して運動を取入れると、それだけで命の危険がある場合もあるでしょう。
あくまで無理をせず、出来る範囲で運動を取入れていくことが重要です。
無理をすると体に毒
継続は力なり、という言葉があるように、運動習慣は毎日続けていくことで、健康維持、体力アップに繋がります。
いつまでも若々しくいたいという方にとって、運動は正に欠かすことが出来ないものといえるでしょう。
とはいえ、無理をすると体に毒ですので、運動を取入れる際には、その日の体の状態と相談をした上で、お休みをする日を設ける事も大切です。
また、その日によって運動方法を変えるというのも、無理せず運動習慣を取入れられるポイントですので、色々と工夫をしてみると良いでしょう。
毎日続ける事で心身の負担になってしまっては意味がありませんので、出来る範囲で、やりたいと思ったときに運動をする、くらいの気持ちで臨んだ方が、案外続く傾向にあります。
体の調子や状態、その日の天候に合わせて、軽い気持ちで運動習慣を取入れましょう。
※参考サイト
運動をやっていい人、いけない人/メディカルチェック(前半)-糖尿病NET-運動療法情報ファイル