自然とふれ合うハイキング

シニア世代に人気の運動方法の1つとして愛されているのが、ハイキングです。
ハイキングはいわゆる山登りをすることですが、自然に囲まれた空気の綺麗な場所を運動することで、心身共に非常に穏やかな気分に慣れる点が魅力です。

自然に囲まれているからこそ、騒音も無く、静かな気持ちで運動を出来ると共に、自分自身の心を見つめ直し、自分を見つめ直す時間にもなります。
登る山によっても異なりますが、ハイキングでの運動は景色を楽しみながら上れる事もあり、運動量が多いにも関わらず、疲労を感じにくい点もメリットと言えるでしょう。
楽しみながら運動をしたいという方、運動と合わせて、ちょっとした筋トレもしたいという方にこそ、ハイキングはおすすめの方法です。

体力と相談して、ロープウェイ利用も視野に

登る山によっても体への負担は異なりますが、普段運動をしていない方は、簡単な山でも大変な思いをする可能性があります。
その為最初のうちは、登山下山どちらも行うのでは無く、帰りだけロープウェイを使う、というように、上手に運動量を調整することが大切です。

登山、下山、どちらをロープウェイを使っても構いませんが、体への負担が大きいのは、実は下山の方になります。
ですが、気分的には下山する方が楽ですので、好みに合わせて選んで下さい。
最初のうちはどちらかをロープウェイなどを使い、慣れてきたら少しずつ、往路に挑戦していく、というのも、ハイキングの楽しみ方の1つといえるでしょう。

休憩を挟むことも忘れずに

ハイキングは気軽に取り組めますが、体への負担が突然ドッと来るタイプの運動ですので、無理せずこまめに休憩を挟んで、頂上を目指していくことが大切です。
途中軽食休憩を挟むことはもちろん、水分補給や、登山後のご飯、いざと言う時の非常食などもあると、体力回復に役立ちます。

もちろん、食欲が無いのに無理をして食べる必要はありません。
疲れたらゆっくり座って、自然の声にのんびり耳を傾けるのも、風流といえるでしょう。
初めての登山の場合は特に、ついつい他の登山者のペースに合わせてしまいがちですが、自分のペースを崩さないように、ジックリゆっくりと登って行くようにしてみて下さい。