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定年をきっかけに徐々に始める人増える、終活

定年退職をきっかけに、自分の時間が増えた結果、人生の終わりを締めくくる、終活の準備を少しずつ進めていくという方が少なくありません。
勿論こちらはあくまで前向きなもので、万が一の時を考えて準備をするという方がほとんどですが、ご家族を心配させないように、あえてこっそりとやるような方もいるでしょう。

終活を始めるタイミングはこのように、定年を迎えたタイミングの他にも、ご自身の御両親が亡くなった年齢と近くなった時や、喜寿や米寿を迎えたときなど、年齢の節目で始めるという方が少なくありません。
勿論そうしたタイミングが無く、何の気なしに始めるという方もいますので、始めようと思ったときこそが、終活を始めるベストタイミングといえるでしょう。

終活の考え方

終活は自分が死んだ後の事を考えて色々な準備を進めていくこともあり、端から見ると-的な活動にうつる事がほとんどです。
ですが、実際に終活で行う内容を見てみると、あくまで人生の整理整頓、遺された家族が困らないように行うサポートになりますので、決してネガティブな物ではありません。

人間はいつ死ぬか分からないからこそ、早め早めにこうした活動をしておくことで、いざと言う時、家族が困らずにすみます。
終活は、自分のためと言うよりも、家族のために行う物、家族に出来るだけ余計な負担をかけないために、生きている内に行う人生の整理整頓といえるでしょう。

また、終活で利用するエンディングノートは、後から家族が見たときに、思い出として形に残ります。
その為、ちょっとした日記感覚、コメント感覚で色々と書き記しておくと、家族が見たときに楽しんで貰えるでしょう。

エンディングノートには、自分自身のやりたいことを書くリストとしても活用できますので、自分の人生でやり残したことをピックアップして、1つ1つに挑戦していくこともおすすめです。
旧友とお茶を飲む、行きたい国に旅行に行くなど、さり気ない事で構いませんので、色々とトライすると良いでしょう。